「将来のために投資を始めたいけれど、実際どれくらい増えるの?」
「途中で積立をやめたら、資産はどうなるんだろう?」
そんな疑問を解決するために、今回は「積立投資 & 途中停止シミュレーター」を作成しました。 元本、利回り、積立額を自由に設定して、あなたの理想の資産形成をシミュレーションしてみましょう。
1. 積立投資シミュレーターを使ってみよう
下のシミュレーターでは、基本的な積立だけでなく、「途中で積立をストップして運用だけを続けた場合(据置運用)」もシミュレーションできます。
長期積立 & 途中停止シミュレーター
複利の力を視覚化します。「途中で積立をやめて、そのまま運用だけを続けたらどうなるか?」といったリアルな投資シナリオも、積立期間と据置期間を分けることで簡単に検証できます。
1 基本設定
2 期間設定
毎月積立を行う期間です。
積立をやめ、運用のみを続ける期間です。
総運用期間
投資元本累計
最終予想資産額
資産推移チャート
💡 途中で積立をやめるとどうなる?
上記のシミュレーターで「据置期間」を設定してみてください。積立をやめた時点からグラフの青色(元本)は横ばいになりますが、水色(運用収益)の層は複利効果によって曲線を描きながら拡大し続けることがわかります。
これは、無理に長期間積み立て続けなくても、ある程度の期間しっかり積み立てて元本を育てておけば、あとは時間が資産を育ててくれるという「お金に働いてもらう」状態を視覚的に示しています。ライフステージの変化で積立を停止せざるを得ない場合でも、投資資金を引き出さずに運用を続けることの重要性が確認できます。
2. 利回りの目安:S&P 500の実績はどのくらい?
シミュレーターに入力する「年利」に迷ったら、世界で最も有名な株価指数の一つであるS&P 500の実績を参考にしてみましょう。
S&P 500(配当込み・ドル建て)の過去の平均年利リターンは、投資期間によって異なりますが、概ね以下のようになっています。
| 期間 | 年平均リターン(実績) | 特徴 |
|---|---|---|
| 過去10年 | 約12%〜14% | IT大手の急成長により非常に好調な期間でした |
| 過去30年 | 約10%前後 | ITバブル崩壊やリーマンショックを含んでもこの水準です |
| 過去90年以上 | 約10%前後 | 長期的には10%程度に収束する傾向があります |
シミュレーション時の注意点
実績が10%を超えているからといって、シミュレーターにそのまま「10%」と入れるのは少し楽観的かもしれません。以下のリスクを考慮して設定するのが「賢いシミュレーション」です。
- インフレと為替: 日本円で投資する場合、為替の影響を受けます。
- 保守的な見積もり: 将来の暴落も考慮し、3%〜5%程度でシミュレーションしておくと、計画に余裕が生まれます。
- 「もし7%だったらラッキー」:5%(堅実)と10%(理想)の両方で計算してみるのがおすすめです。
3. シミュレーターの使い方のポイント
① 「据置期間」の活用
ここがこのシミュレーターの最大の特徴です。 例えば、「子供が生まれるまでの10年間だけ月5万円積み立てて、その後の10年間は追加投資をせずに寝かせておく」といったシナリオが計算できます。
② 元本の力を視覚化
グラフの青色(元本)が止まっても、水色(運用収益)がぐんぐん伸びていく様子を確認してください。これこそが、S&P 500などの指数が歴史的に証明してきた「成長の果実」です。
4. なぜ「早く始めて、長く寝かせる」のがいいの?
シミュレーターを動かしてみるとわかりますが、資産のグラフは後半になればなるほど、右肩上がりのカーブが急になっていきます。これが「複利の力」です。
- 元本を育てる期間を作る:最初の数年間は地道ですが、元本が大きくなると増え方が加速します。
- 時間は最大の武器:同じ投資額でも、20年より30年運用したほうが、運用収益は圧倒的に大きくなります。
- 無理のない範囲で続ける:もし家計が苦しくなっても、全部解約するのではなく「積立を一時停止して運用だけ続ける(据置)」という選択肢があることを知っておきましょう。
5. まとめ:まずは少額からシミュレーション
投資は「いくら増えるか」をイメージできると、継続するモチベーションが格段に上がります。 S&P 500のような実績ある指数への投資を検討しつつ、まずは今のあなたの家計に合わせた数字を入力して、将来の自分へプレゼントを贈る準備を始めてみませんか?


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